フレームの種類
●ロイド型……いわゆるロイドメガネと呼ばれるものです。ロイドメガネとは真円に近い丸いレンズを使用する眼鏡です。そもそもロイドメガネのロイドとは、セルロイドをフレームに使用したことから名づけられたもの。また、アメリカの喜劇役者のハロルド・ロイドが使用していたことからも二つの意味をかけたものだと言われています。少し古いイメージがあるのですが、それはセルロイドのちょっと太めのフレームのせいだと思われます。最近は、ロイド型のレンズを使用した細めのフレームや、メタルやチタンを使用したフレームのものも作られています。そんなフレームを使用すると、ガラリとイメージが変わります。このような丸いレンズをラウンド型ともいいます。
●オーバル型……おそらくもっとも多いのがオーバル型ではないでしょうか。いわゆる楕円形、もしくは卵型のレンズを使用するタイプです。基本的にはあまりクセのないデザインのものが多く、ほとんどの人が似合うと言われています。目元の印象を柔らかく、優しげにしてくれます。ただ、このオーバル型もさまざまなバリエーションが出てきています。上下の面積を少なくした、細長いイメージのものから円に近い楕円形のものまで。いずれを選らんだらいいかは、顔の形とのバランスで決まってきます。このあたりのことは別ページで触れます。
●スクエア型……文字通り四角いレンズのメガネです。ただ、四角といっても真四角なわけではありません。丸味を帯びた四角とでもいいましょうか。もっともポピュラーな形ですので、ほとんどの人が目にしたことがあるはずです。スクエア型は比較的だれでも似合うタイプといっていいかもしれません。ただし、選ぶ時はレンズの大きさや幅などに注意しましょう。一口でスクエア型と言っても、さまざまな形が存在します。非常にたくさんの種類があるので、いろいろ試してみるのがいいかもしれません。
●オクタゴン……オクタゴンとは八角形のことを意味します。余談ですが、アメリカの格闘技で人気のUFC(アルティメット)は八角形のリングを使用することから、リングのことをオクタゴンと呼ぶことがあります。さて、八角形のと言っても、もちろん正八角形ではありません。横に長い八角形です。このタイプはどちらかといえば珍しい形で、形自体が存在感を持っているので、かなりメガネの印象が強くなります。このタイプのメガネを持つ人の多くは、2本目、3本目のメガネとして買う人が多いようです。そういう意味では、ちょっと印象を変えたい時などには、とても便利なアイテムと言えるでしょう。
●ボストン型……ボストン型とは、いってみればおむすびを逆さにした感じと思っていただければ結構です。このボストン型はクラシックなイメージになります。昔のハリウッド映画などでちょっと知的な登場人物がかけていたというイメージです。イメージ作りでは世界で並ぶもののないハリウッドが、知性を演出するために使ったのもボストン型。つまり、ボストン型のフレームは知的なイメージになるのです。そして大人の雰囲気も醸し出してくれます。この特徴的な逆おむすび型は、実は機能的でもあります。レンズが大きくなるので視界が広がります。さらに言えば、1枚のレンズに相反する昨日を持たせる遠近両用メガネにも向いているのです。こういうと、一気におしゃれなイメージから遠のいていくかもしれませんが、スマートなイメージを演出したい時には、とても便利なフレームなのです。
●ウェリントン型……最近、再び人気となってきているタイプのフレームがこのウェリントン型です。ウェリントンとは台形を逆にしたような形。近頃では、ハリウッドスターがかけていたりもします。すこしレトロなイメージが逆に新しいともてはやされているようです。少し丸味を帯びた逆台形のフレームは、昭和30年代、40年代に流行しました。昔は「黒ぶち眼鏡」などと呼ばれたりもしていた、あの形です。また、このフレームを使ったサングラスなどは、数多くのロックスターが愛用していました。再び流行してきたのこの2〜3年のこと。「ダサかっこいい」と言われ、ファッションアイテムのひとつになっています。
●フォックス型……フォックス型という名称から、おそらく想像がつくと思いますが、つり目型のフレームです。いわゆる「教育ママ」の代名詞になっている形です。これは1950年代のアメリカで流行した形です。フェミニンなメガネの代表的存在といってもいいでしょう。しかし、最近ではスポーツ用のサングラスにこのスタイルをとりいれたものが多く存在します。スポーツ用のサングラスの場合は、通常のフォックスメガネよりレンズを大きくしているので、視界を広く取っているのが特徴です。多くのプロスポーツ選手が使用しているので、一度は見たことがあるでしょう。
●ティアドロップ型……日本ではなすび型と呼ばれたこともありました。一時期は、サングラスと言えばこの形でした。特に日本人とっては印象深い形のフレームです。歴史の教科書などで一度は目にしているはずの、ダグラス・マッカーサーがかけていたサングラス。あれがティアドロップ型です。一昔前の小さなレンズが流行っていた頃は、時代遅れのイメージでしたが、この4〜5年の間に再び大ぶりなレンズのメガネやサングラスが流行し始め、それと同時にティアドロップの人気も再び高まってきました。ただ、このタイプのフレームをかっこよくつけるのは、それなりのファッションセンスが必要になりますので注意しましょう。それだけ存在感のあるフレームです。ちなみに、ダグラス・マッカサーは日本上陸の際に、その存在感を示すためにティアドロップのサングラスをかけたと言われています。それだけの演出力を持つ形でもあるので、うまく使いこなせば間違いなくファッション上級者と見てもらえるはずです。
●新しい形……最近では、五角形などのレンズ(リム)のメガネなども見られます。このように、メガネの印象のほとんどはリムの形で決まってきます。それだけに、最近ではリムの形を豊富にすることによって、デザインの幅を広げていっている傾向が見られます。使用する方としては、選択肢が増えるのでうれしいことですが、選ぶのに迷ってしまうかもしれません。ただ、言えることは、新しい形のメガネはほとんどの人が2本目、3本目として、ちょっと冒険してみるという気分で買っているようです。まさに、メガネがファッションアイテムのひとつとなったと言えるのではないでしょうか。
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